だもんで岡崎!!〜岡崎市北部編 前編〜

だもんで岡崎!!第二弾。

今回は岡崎市北部を巡ってきました!

お散歩の様子を2回に分けてお届けします。

 

この日も青空が広がるいい天気。

どんな散歩になるのかわくわくしてきます。

早速、オカザえもんフィギュアをお迎えに岡崎城へ。

 

 

【ビスタライン】

ところでみなさま、「ビスタライン」というのをご存知でしょうか。

ビスタラインの「ビスタ」は「眺望・展望」を意味し、岡崎城と大樹寺を結ぶ

3キロメートルの直線を「ビスタライン」と呼んでいるそうです。

 

岡崎市のHPによりますと、

「徳川三代将軍家光が、寛永18年(1641)、家康の十七回忌を機に、徳川家の祖先である松平家の菩提寺である大樹寺の伽藍の大造営を行う際に、『祖父生誕の地を望めるように』との想いを守るため、本堂から三門、総門(現在は大樹寺小学校南門)を通して、その真中に岡崎城が望めるように伽藍を配置したことに由来しています。」とのこと。

 

なので、岡崎城から大樹寺が、そしてその逆の大樹寺から岡崎城が見えるわけです!

本当かなぁ、と思って天守閣から眺めてみました。

岡崎城からの眺め
岡崎城からの眺め

 

うーむ、どれが大樹寺なのかわからない。。。

 

周りを見渡したら、こんな物を発見。

覗いて見ると…

だいたいこの辺、というのは分かります。

 

でも、やっぱり…大樹寺がどれかわからない。。

 

と思っていると、望遠鏡の近くの張り紙を発見。

張り紙曰く、赤い建物と高い建物の間にあるらしい。

目を凝らして見てみると…なんとなく分かった気がする!

中央にある黒い屋根がおそらく「大樹寺」
中央にある黒い屋根がおそらく「大樹寺」

 

ということで、最初の目的地は「大樹寺」です。

 

ちなみにこの眺望は、これまでライン上に住む方々の配慮によって守られてきました。

岡崎市も条例を制定し、このライン上には高い建物は建てられないようにしているのだそうです。

370年間、様々な人の想いによって守られてきたなんて!

うむ、なんとも歴史を感じます。

 

さて、それでは早速、大樹寺に向かいます!

 

 

とその前に、道ばたで「二七市」を発見!

ちょっと寄り道をしてみました。

 

【二七市】

まずは二七市の柱の前でぱちり。

八幡通りにある「二七市」の柱の前にて
八幡通りにある「二七市」の柱の前にて

この市は、なんと!昭和30年に始まったんだそうな。

ということはすでに約60年の歴史があるということですね。

少しひっそりした感はありますが、お店の数は数十件もありますし、

声をかけてくださる方々との交流もあり、とても楽しい。

野菜屋さんの前にて
野菜屋さんの前にて

道を歩いていると、「おー、オカザえもん。本物はどうした?」と声をかけてくださいます。

 

お店を巡りながら商品を見ていると、窓越しに視線を感じます…

視線の方へ向いてみると…

あんずちゃんと
あんずちゃんと

じっとオカザえもんを見つめている猫がいました。

その名も「あんず」ちゃん。

かわいい猫さんとの交流を楽しみながら、買い物を続けます。

 

あれ、気がつけばフィギュアが何かをぶら下げています。

よく見ると、魚のみりん干しです。

お酒のおつまみにするのでしょうか。

つまみ食いを楽しんだところで、大樹寺へ向かうことに。

魚のみりん干しを手にしたオカザえもんフィギュア
魚のみりん干しを手にしたオカザえもんフィギュア

 

【大樹寺】

見るからに歴史を感じる外観の大樹寺。

砂利道を台車でゴトゴトと進みながら、大樹寺からのビスタラインを眺めてみよう!と、

山門に立った所、目の前にある小学校の校庭にいる子どもたちが、「あー!オカザえもんだ!」と言って門に集まって来ました!

総勢20名ほどでしょうか。

みんなすごい勢いで門からオカザえもんを見つめています。

「今、散歩をしているんだよー」と状況を説明し、フィギュアとハイタッチをし、子どもたちは授業に戻っていきました。

オカザえもん、子どもたちに人気なんだな、と実感。

 

せっかくなので、校門前でぱちり。

大樹寺小学校前にて
大樹寺小学校前にて

それにしても、奥に写っている小学校の南門が総門になっているのです!

かなり自慢の小学校ですよね、もし自分が通っていたら。

この日はその総門の前で、縄跳びの授業をしていました。

 

そうそう、ビスタラインですが、この写真からわかりますか?

小学校の南側にある「総門」から岡崎城がちょこんとおります。

総門越しに見える岡崎城
総門越しに見える岡崎城

大樹寺から岡崎城が望めるように作られたわけですから、

やはり大樹寺からの方がわかりやすいですね。

 

そしてこれは後から知ったことですが、このビスタライン上には92個の金属鋲が

設置されているらしい。

ビスタラインの位置を表す金属鋲
ビスタラインの位置を表す金属鋲

大樹寺と岡崎城からしか確認できないビスタラインを、この鋲がある各位置からも確認•体感できるとのこと。

三角がさす方角に岡崎城があることがわかります。

建物に埋もれた場所にいても、この鋲があればビスタラインを感じることができますね。

 

ビスタラインを堪能し、大樹寺内を散歩しておりますと、

なんとここには徳川家歴代の将軍の位牌があるとのこと。

どこに行っても家康と関連があるものばかり…

 

ところでこの大樹寺ですが、実は家康と深い関わりがあるのです。

桶狭間の戦いで敗れた家康公が大樹寺に逃げ帰り、自害を試みた際、

住職から教えを受け思いとどまったのだそうです。

その後の家康の活躍を思えば、このお寺(というか住職さん)は歴史に

影響を与えてますよね。

 

そして家康は「位牌は大樹寺に安置してほしい」という遺言を残したそうで、

それから歴代の将軍(15代将軍慶喜公を除く)の位牌が安置されているそうです。

ちなみにこの歴代の位牌は等身大に作られているらしい!

 

さて、次のスポットへ向かおうと思っていると、駐車場横にある売店を発見。

ちょっと小腹が空いたので、みたらし団子をいただくことに。

 

お店の中には、お昼から一杯やっているおじさまやご近所のみなさんが

おでんを食べたりとゆっくりと過ごしておられました。

 

私たちも混ぜていただいて、「ここら辺でおすすめのスポットや有名な場所って

どこですか?」と聞いたら、「なーんもない、ここら辺は」といいながら、

出てくる出てくる!

 

地元トークすぎて分からない地名も多々ありましたが、

この地域出の武将のお話やその人柄など色々と話していただきました。

お昼どきだったからでしょうか、どんどんと人がやってきて、

五平餅やお団子を注文していきます。

なるほど、ここは近所の交流の場所なんですね。

私たちもお団子とお茶もおいしくいただいて、和やかな時間を過ごしました。

交流の場「五平餅」にて
交流の場「五平餅」にて

 

では次の目的地「滝山寺」へ向かう前に、「大樹寺郵便局」に立ち寄ってみました。

大樹寺郵便局にはいつも大変お世話になっているのです。

なぜかと言えば、全国のみなさんが送ってくださるオカザえもんへのお手紙を「郵便局留」してくださっているのです!

突然の訪問に驚きながらも、迎えてくださった郵便局の方々、感謝です!

 

郵便局前と窓口でぱちり。

大樹寺郵便局前にて
大樹寺郵便局前にて
窓口にて
窓口にて

大樹寺に行くのなら、絶対に立ち寄らねば!と思っていた「大樹寺郵便局」に行けて、

大満足!

 

ということで、「だもんで岡崎!!〜岡崎市北部編 前編〜」はここまで!

後編では「滝山寺」を訪れ、ごはんを食べに行きます!

お楽しみに!

 

MK

 

【各スポットへのアクセス】

二七市

名鉄東岡崎駅より名鉄バスの「康生町」経由バスに乗り「康生町」前で下車、北へ徒歩2分。もしくは名鉄「東岡崎」駅から北へ徒歩15分。

 

大樹寺

名鉄東岡崎駅より名鉄バス大樹寺行きに乗り、「大樹寺」下車にて徒歩10分。

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